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横田眞の脳梗塞・甲状腺がんを克服して神通力が宿った・・・(1538)
今回は、堀江貴文さんが書いた「多動力」です。                        すべての産業が「水平分業型モデル」となるこれからの時代は、節操もなく動く人が勝者になる。 堀江貴文氏の「多動力」が発売前に2万部の重版が決まり、すでに5万部を突破する、異例の売れ行きとなっている。 あらゆるモノがインターネットにつながることによって出現したのは、全業界のタテの壁が溶けてなくなった、フラットに開かれた社会だ。このかつてない時代では、業界の壁を軽やかに飛び越える「越境者」にこそ、チャンスがあるという。堀江氏は、「1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった」と断言する。これまではネガティブにとらえられていた「多動力」こそ、未来の日本人に必須のスキルとなるのだ。   「多動力」とは何か。それは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う。 しかし、「多動力」がある人は、次から次に、興味が移り変わってしまい、まったくもって落ち着きがない。モノは忘れるし、なくすし、不注意でケガだってする。やるべきことをしていないのに、やりたいことばかりしてしまう。 「多動力」が仕事に生きる時代へ変わった。 この「多動力」。かつては、マイナスでしかなかったかもしれない。「多動力」を仕事に生かす場面は少なく、おかしな人だと思われていたはずである。しかし、これからの時代は「多動力」こそが最も必要な能力だ。ここでは、その理由を説明する。 IoT(Internet of Things =モノのインターネット)という言葉を最近ニュースでもよく耳にすると思う。これは、ありとあらゆる「モノ」がインターネットにつながっていくことを意味する。 調査会社ガートナーによると、2014年時点でネットにつながっているデバイスの数は38億個。その数が2020年には200億個を超えると予想されている。つまり、テレビなどの家電はもちろん、自動車も、家も、ありとあらゆる「モノ」がインターネットにつながるということだ。 すべての産業が「水平分業型モデル」となり、結果“タテの壁”が溶けていく。 たとえば、テレビとインターネットがつながると、テレビはスマホアプリの1つになり、電話やフェイスブックと同じレイヤーで競争することになる。フジテレビのライバルは日本テレビではなく、恋人からのLINEになるのだ。 また自動車がインターネットにつながり、自動運転が進めば、もはや自動車の形である必要はなくて、ただの移動するイスになるかもしれない。そのとき、自動車業界もインテリア業界もタテの壁はなくなる。あらゆる産業のタテの壁が溶けていけば、今までの経験や肩書きは通用しなくなる。 この、かつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。そして、「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる「多動力」なのだ。 学校教育で教え込まれた“洗脳”を解かないといけない 「多動力」を身に付けるには、学校教育から教え込まれてきた、一種の“洗脳”を解かないといけない。 以前、ツイッターで「寿司職人が何年も修業するのはバカ」と投稿したら大炎上した。しかし、僕は未来のある若者が卵焼きを作るのに何年もの無駄な時間を費やすのを見ていられない。 情報伝達手段が限られていた時代には、おいしい酢飯をどうやって作ればいいのか素人にはわからなかったし、魚のうまさを最大限引き出す包丁の使い方はプロのみぞ知る専売特許だった。 貴重な情報を持つ親方に弟子入りし、下積みの苦労にひたすら耐えることでしか、それらの伝統技術や情報を引き継ぐことはかなわなかった。しかし、もはやそんな時代ではない。 現に、大阪の「鮨 千陽」の土田秀信店長は迂遠な修業は積んでいない。専門学校で3カ月寿司作りを学んだだけだ。その「鮨 千陽」が『ミシュランガイド京都・大阪2016』で「ビブグルマン」部門に選ばれた。開店からたった11カ月目の出来事であった。つまり、一流店になるための情報や技術などは専門学校でちゃちゃっと身につけてしまうことができるのだ。 インターネット出現前は特定の人間だけが技術や情報を独占し、それこそが価値だった。 しかし、インターネットの時代では「オープンイノベーション」が前提となる。たとえば、誰かが新しいプログラムコードやツールを作ったのならば、それは公開してしまって、みんなで改良したり、新しい組み合わせを考えたりして、さらに新しいものを作るというのが「オープンイノベーション」だ。 これからは旧態依然とした業界に「オープンイノベーション」の波が来て、情報それ自体の価値はなくなる。 そんな時代には、「石の上で3年我慢できたら次の仕事を教えてやる」などと言う親方のもとで働いていては貴重な時間が失われるだけで、とにかくチャレンジしようという行動力とアイデアを進化させる力が求められる。 あらゆる産業の“タテの壁”が溶けていく時代において、1つの肩書きにこだわっていては、あなたの価値は上がることなく、その他大勢に埋もれてしまう。 いくらでも代わりのいる存在であれば、給料も上がらないだろう。ダイヤモンドがなぜ価値があるか? それは美しいからではなく、珍しいからだ。 レアな存在になることを意識せよ。 複数の肩書きを掛け算することであなたはレアな存在になり、結果的に価値が上がる。 僕の活動や肩書きを思いつくままに列挙するだけでも「実業家×コンサルタント×プログラマー×作家×コメンテーター×クイズタレント×エンターテインメント・プロデューサー×ロケット開発者×飲食店プロデューサー×マンガ事業×オンラインサロン主宰者×アプリプロデューサー×予防医療普及協会×Jリーグアドバイザー×大阪万博特別顧問×映画プロデューサー×服役経験者×……」など、数え切れないほどある。 僕の代わりをしてくれる人はどこにもいない。だからおもしろい仕事があちこちから舞いこむ。「この肩書きで一生食っていく」などと言っている人は、自分で自分のキャパシティを狭めてしまっているだけだと思う。 肩書きが1つしかない名刺なんて、さっさとゴミ箱に捨ててしまおう。 飽きやすいということをネガティブに捉える人もいるが、実は成長が速いということでもある。 どんな分野でも、80点までは簡単にたどり着けても、100点満点を達成するまでには膨大なコストと時間がかかる。80点まではウサギの速さで駆け抜けても、そこから100点に到達するには亀の歩みになってしまう。 たとえばゴルフの平均スコア80を1年で達成できたとしても、平均72になるまでにはさらに10年はかかる。それを達成したところで、プロゴルファーとして活躍できるわけでもないのだが。 僕は80点を取れるようになるとあっさり飽きてしまうことが多い。ある程度ハマれば、大半の知識は得られる。そこから長い年月をかけて100点を取ることに執着せず、次のジャンルへ飛んだほうが、また新たな発見がある。 成長が速かったり、絶えず新しいことを仕掛けている人は、みな「飽きっぽい」。短期間に1つのジャンルにメチャクチャにハマっていたかと思ったら、次に会ったときには全然違うことをやっている。 スティーブ・ジョブズは「点と点をつなげていくと、いつの間にか線ができる」と言ったが、あちこちハマっていくうちに、網の目のように散らばった点と点が思わぬところでつながるのだ。 1度深くまでハマり、あっさりと次へ移る。これからの時代は、そうやって80点取れるものをいくつももっている人が強い。 「石の上にも三年」はもうやめよう。 時代は大きく変わろうというのに、日本人は「石の上にも三年」に代表されるような「1つのことをコツコツとやる」という価値観からまだ脱せられていない。 最近は少しマシになったが、10年前は転職すらも、ネガティブに捉えられていたくらいだ。節操もなく動く人はこの国では尊敬されない。 メジャーリーガーのイチロー選手やサッカーの三浦知良選手のように、日本では1つのことを続けることが美学とされる。一方で、ACミランの本田圭佑選手のように、サッカー選手でありながら、経営をやったり、教育事業を手掛けたりすると、「本業をおろそかにしている」とたちまち批判されてしまう。 別に僕はイチロー選手やカズさんのような生き方を否定する気はない。しかし、繰り返すが、もはや産業ごとの壁がすべて崩壊していくのだ。 そんな時代に、イチロー選手やカズさんのような才能をもたない人が、1つの仕事にとらわれてしまっていては、価値あるものは生み出せなくなっていくだろう。 この『多動力』は渾身の力で書いた。「多動力」を身に付ければ、仕事は楽しくなり、人生は充実すると確信しているからだ。あなたの人生を大きく変えることができれば、これに勝る喜びはない。                                                                                              わたし(横田)は、堀江貴文さんが書いた本「多動力」が好きです。わたしは、堀江さんのように未来型であり、ひとつのことに集中するタイプではないのです。まさに、わたしは「多動力」タイプです。わたしは、10代後半には文学者か批評家にあこがれていたし、20代には演劇に興味を持ち、20代後半にはコンピュータの組み立てとソフトに興味を持ち、同時に経営に強い関心を持ち、「経営とコンピュータ」を社是にした会社を作りました。30代には、その顧客の会社がさまざまで、ひとつひとつの業種業態に興味を持ちました。その1万社以上の会社が、わたしの「多動力」タイプで経営コンサルタントとして大いに活躍しました。40代になると、コンピュータ・ソフトから、情報通信・インターネットへの流れが急激になっていきました。流通のインフラになる情報通信会社を作りました。 ところが、44歳で脳梗塞になり、わずか半年経ったころインターネットは随分先へ進んでいたのです。堀江貴文さんは、現在45歳ですが、これからも「多動力」を活かして頑張ってほしいと思います。
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